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嘘を暴くか 飲み込むか。

 ひとつ違いの妹と 二人で1台の自転車しかなかったの。
 
 わたしは もう 補助輪がガタガタうるさくて恥ずかしかったの。
 
 ナシでも 乗れる気がしていた。

落ち葉。


 『補助輪を外して欲しい』 と母に言った。

 が、

 妹が まだ乗れないからダメと・・・。

 んじゃあ また後で付けていいから
 とにかく一度 外して欲しい とお願いして
 外してもらった。

 思ったとおり、練習もせずに すいすい乗れた。
 邪魔っけな音がしない自転車は 気持ちよかったし
 かっこよくなれた気がした。

 あー。このまま 乗っていたい。
 あんな輪っか なくなっちゃえばいいのに。

 なくなっちゃえば? 

 なくなっちゃえば。

 ・・・・。

 
 
 わたしは 軒下に置いてあった輪っかを、
 ブロック塀の向こうの竹薮に、

 


 ・・・捨てた。


 この場合、どう考えても 誰が見ても
 わたしの仕業だと 分かるだろう。

 お母さんは 私に一度だけ 聞いた。

 『ここに置いてあったの、知らない?』

 『知らない』

 それ以上 何も 何も 言わなかったの。
 怒りもしなかったの。

 20年も 嘘をついてきたの。 わたし。

 あの時 叱られなかったからこそ
 こんなにも こんなにも 心に残ってる。

 あの時の お母さんを すごいと思う。

 嘘をついた子は 必ず悪い子に育つわけではないだ。
 自分で言うのもなんだけど。

 
 なんで 今 こんなことを?
 
 
海を眺める。



 今、必死で自転車の練習をしている この子が 

 いつか いつか

 嘘をついたとき。

 わたしは 意地でも 吐かせてしまうんじゃないかと。
 嘘は いけないことだけど
 あのときの お母さんみたいな 育て方も ありかな と。。

 そぉいうのが いいな と 思うのだ。







 
スレッドテーマ [ 写真 … 今日の独り言 ]
11/25 21:26 | LOMOっち♪ LC-A | CM:8 | TB:0
なるほどね。
僕はお父さんになったことはないけど、
うちに2匹の犬がいます。
何かにつけて叱っている気がします。
予行練習を兼ねて大きな心で育てます。
まさとさん。こばわ~♪

なんかえらい長文になってしまったのに 見てくれてありがとう!
ワンちゃんが2匹もいるのね♪
いつか わたしも飼いたいなぁ。

そうそう。何かにつけて叱っている。
それなのよ~。わたしもよ。
ありゃ いきなりオバさん口調。

ありがとね!
ちょっとジーンとしました。
ステキなお母様ですね。
相手を信じきる。
なかなか勇気がいることですが、
とっても大切なことだと思います。
信じてもらった方は、
自分の良心に響き、
二度と同じ過ちはおかさないでしょう。
じゃあ、ひどく怒られていたら...
きっと繰り返すと思います。

それぐらい、相手をどこまでも信じきる気持ちというのは、
相手の心の中にある何かを変える
力強さを持っていると思います。
僕が将来、父親になった時には、
そんな人でありたいです。
夕凪ちゃん☆おはようございます。
お母さんのエピソードなんかジーンとしました。
あの時しかられなかったからこそ・・・
その文を読んだときに目に涙が浮かんじゃった。
朝から泣かされました。
夕凪ちゃんすてきなお話ありがとうございます。
『信用する』って、嘘をつくとかつかないとかじゃないんだよね
『あの子が嘘なんかつくはずがない、信じてる』とかじゃなくて、
『もし、あの子が嘘をついたんやとしたら、それなりの理由があるはず。』だと、確信できること

言葉を信用するのではなく、その子を信用するってこと、
これってとっても深く愛されてるんだなぁって思うんだ。

夕凪ちゃんのかあさん、素敵だね。

あたしもそんなふうに愛したい
ありがとうっっ。
『素敵なお母さん』
なんかを褒めてもらったみたいに
うれしいモンですね☆*^-^*

大人になってから このコトを白状したわたしに、オカンは、
『そんなコトあったっけ?』と笑ってました☆ お、おい。忘れたんか!?

REIさんは きっと素敵な親父さんに
なりますよ!*^-^*
ありがとうだなんて(*^▽^*)
わたしの方こそ ありがたいですっ

なんかね。その時の母にしてみたら
『二人にひとつの自転車しか与えてやれなかった』っていうのも もしかしたら あったかも知れないね。

その後、補助輪がなくなった自転車が
どうなったか の 記憶は全くないのですよ・・。
ありがとう!! うれしいよ。

ただ単に、『絶対 信じる』ってことは
『うちの子に限って・・!!』みたいなのと 同じだものね。
あの言葉、本当にそう思う。
そう思うよ。。

わたしも そんな風に愛せるように・・・なりたいです。 きっと。
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